口臭になりやすい食品をご存じですか?
強い臭いといえばニンニクがすぐに思い浮かびますが、それ以外にも口臭につながりやすい食品をご紹介します。
日常でのこの食品の摂取は、タイミングに気を付けましょう。
ニンニク以外の口臭になりやすい食品5選
強い臭いのニンニクをあえて外して考えてみました!
参考にしてみてください。
アブラナ科の野菜
小松菜やブロッコリー、キャベツといったアブラナ科の野菜には、「インドール」という成分が多く含まれています。このインドールはがん予防に効果的とされ健康にはよいそうですが、便秘などの影響で長期間腸内にたまり発酵すると腐った野菜のような強いに臭いになります。
野菜を食べても、口臭につながるのは意外ですよね。
便秘にならないように運動習慣と、水分摂取を適切に行いましょう。
砂糖
砂糖依存などという怖い言葉も知られるようになりましたが、砂糖は虫歯や歯周病も悪化させやすい食品のひとつです。ですので、虫歯や歯周病からくる病的口臭のもととなる可能性があります。
砂糖は身体にあまりよいものではないと最近はいわれているので、摂り過ぎに注意しましょう。
乳製品・卵
乳製品や卵は硫黄成分を多く含み、分解されると強い臭いになりやすい食品です。
おならが臭くなるなどは体感したことがある方も多いかもしれません。
硫黄成分は口臭の原因としても代表的なものです。
納豆
納豆が臭いのは知っていると思うかもしれませんが、納豆の臭いにはアンモニアが含まれています。
このアンモニアは、ツンとした強い臭いの原因となります。発酵が進んだ納豆は強く匂うと言われています。
朝に納豆を食べる方も多いかもしれませんが、納豆は食後~12時間ほどは血液サラサラにする効果に期待できることと、トリプトファンという眠りを誘うセロトニンやメラトニンの材料となる必須アミノ酸の一種が納豆に含まれるので納豆を食べる際は夜がオススメです。
アルコール
アルコールは分解されるときに、アセトアルデヒドという物質が発生します。
口臭のもととなる成分です。
お酒を飲むと顔が赤くなりやすい人がいますが、アセトアルデヒドを分解する力が弱いため、口臭が発生しやすいと考えられます。
また、アルコールはお酒だけではなく、マウスウォッシュなどに配合されている場合もあります。この場合、アルコールによって唾液の分泌が少なくなる作用もあるので、口臭をなくそうとしたマウスウォッシュで逆に口臭が強くなることもあります。
マウスウォッシュを選ぶ際はアルコール無配合のものを選ぶようにしてみましょう。
口臭になりやすい食べ物も食べるタイミングに気を付ければOK
人に会う前や話す機会が増える会議の前などは、上記の食品に気をつけた方が良いかもしれません。
知っていると少しためになる、口臭の出やすい食品。覚えてみてください。