自分の口臭を普段感じないのは、鼻がその臭いに慣れてしまっているからかもしれません。
自分の口臭をチェックすることで、対策をどれくらい意識したらいいのかがわかります。
簡単なセルフチェックの方法を紹介していきます!
口臭セルフチェックの方法
親しい人に嗅いでもらって判断できれば確実ですが、そうもいかないのが口臭の難しいところ。
鼻から一旦自分の息を遠ざけて、臭いを判断する方法をご紹介します。
コップや袋
コップや袋など、息をためておけるものを用意します。
用意したものに、息をため込んで空気が逃げないように手で抑えます。
30秒ほど時間をおいて、ためた息の臭いを確認してみましょう。
唾液で確認する
次に唾液で確認する方法です。
ティッシュで自分の舌をふいて、ティッシュに唾液を含ませます。
そのティッシュを30秒ほど放置して、臭いを嗅いでみましょう。
唾液は本来無臭なので、臭いを感じたら、それは口臭があるということです。
セルフチェックで口臭があるとわかったら
口臭は生理的口臭と、病的口臭に分けられます。
生理的口臭の主な原因は、水分不足、口内の清掃不足、唾液の分泌量の不足です。
病的口臭の場合は、虫歯、歯周病などが原因なので、治療が必要になります。
歯の痛み、虫歯のような黒ずみ、歯磨きで出血はないという方は、まずは生理的口臭を疑って、小まめな水分補給と、正しい歯磨き、舌磨きを意識しましょう。
正しい歯磨き
- 歯ブラシをもつ力加減は毛が広がらない程度
- ストロークは細かく
- 隙間の清掃が大切なので歯間ブラシやフロスを使用する
- 歯間ブラシやフロスは歯磨きの前に使用する
- 食べたら歯を磨く(ランチ後、外出先などでもできるだけ)
- 舌の汚れも専用ブラシなどで1日1回取る
歯垢は取れないで放置すると24時間ほどで、虫歯の原因菌が歯を溶かしだします。
そして2日後には歯石にかわっていき、プロの手によってクリーニングしなければ取りにくい汚れになってしまいます。
歯は立体的な形をしているので、雑に磨いていれば口臭の原因にも、虫歯や歯周病の原因にもなります。
毎日の歯磨きは丁寧に行いましょう。
口臭チェックは同じ時間に何度かをおすすめ
口臭チェックは初めてやってみた時間を覚えておいて、口臭ケアを継続しておこない、一週間ほどたったら同じくらいの時間帯で再度チェックするとよいでしょう。
口臭は一日のなかで強さが自然と変化するため、同じ時間に何度かチェックすることで対策ができているか確認することができます。
手軽にできる口臭セルフチェック、ぜひ試してみてください。