逆効果になる前に!マウスウォッシュの正しい選び方

口臭ケアとして最初に思いつくのは、マウスウォシュかもしれません。
ドラッグストアやコンビニ、スーパーなどどこでも手に入り、沢山の種類があるマウスウォッシュ。
しかし、適切に選ばないと口臭を悪化させてしまうこともあります。
この記事では口臭ケアでマウスウォッシュを選ぶ際の選び方を解説していきます。

マウスウォッシュの使用のタイミング

まずは基本のマウスウォッシュの使い方ですが、マウスウォッシュはボトルタイプで1リットルほどの容量で売られていることが多いと思います。
ボトルの商品は持ち運びには不向きですから、基本的にはおうちでケアをおこないます。
朝出かける前と、夜寝る前にマウスウォッシュで口を濯いであげると口臭の予防として効果を期待できます。

特に就寝前は、口内の細菌がこれから増えるタイミングです。歯磨きをしてから、マウスウォッシュを仕上げに使用してあげることで寝起きの口臭の予防にも効果的です。

目的と成分で選ぶ、マウスウォッシュ

マウスウォッシュには、さまざまな目的成分が配合されています。
自分の目的に合わせて成分でマウスウォッシュを選ぶとよいでしょう。

口臭予防目的・CPCもしくはハーブエキス等

マウスウォッシュは一時的ではありますが、口臭を抑える効果があります。

口臭のケアを1番の目的にするなら、殺菌成分(CPC)や、口臭を別の匂いでマスキングする成分(ミント香料、ハーブエキス、フルーツエキス等)が配合された商品を選ぶとよいでしょう。

ホワイトニング目的・ポリリン酸ナトリウム等

マウスウォッシュにはホワイトニング成分配合のものがあります。こちらは、うがいをするだけで歯を白くするのではなく、ブラッシングを併用した際に汚れをうきやすくする成分が入っているということです。
よく見かけるのは汚れを浮かせるラウリル硫酸Na、汚れの付着を防ぐポリリン酸ナトリウムです。

外出先で使用したい・分封タイプかタブレット

外出先で歯磨きをするタイミングがない、忙しくて歯磨きできないので、マウスウォッシュくらいはしたいと思っている方に良いのは一回分が小分けになっているタイプのマウスウォッシュです。
しかし、マウスウォッシュを使用するには洗面所が必要です。

もっと場所を選ばず使えるのが、タブレット型の商品です。
殺菌成分入りのタブレットもありますので、お水を口をゆすぐように飲んでから、殺菌成分入りタブレットを使用するのも手軽でおすすめです。

逆効果になりかねないのは、アルコール配合商品

マウスウォッシュには、よくアルコール(エタノール)配合の商品があります。
未成年者はもちろん使用しない方がよいですし、大人でもアルコールは唾液の分泌を抑える作用があるで、注意が必要です。

アルコールなしの商品でも、過度に使用しすぎるとやはり唾液が少なくなって、逆に口臭が強くなる可能性もあるので、使用目安は守ることが大切です。

マウスウォッシュを正しく選んで正しく使いましょう

マウスウォッシュの要注意点はアルコールでした。
サッパリ感が人気のマウスウォッシュですが、そのサッパリ感をだすためにアルコール配合のものが多いので注意しましょう。 さらに、汚れを固めて出すというコンセプトの商品も見かけますが、口内の汚れというより商品中の成分が化学変化して固まってでてくるだけなので過度に期待しないようにしましょう。 マウスウォッシュは口臭の予防に効果を発揮します。 正しく使って、快適な毎日をすごしましょう。