舌の表面を覆うようにできる「舌苔」。
これは口内の細菌の死骸や食べかす、さらに増えた細菌が固まってできています。
味覚障害や強い口臭の原因にもなる舌苔は、ケアをして取り除きましょう。
舌苔の原因
舌苔の原因は、口内の乾燥や唾液の少なさと言われています。
舌の動きが少ないことでも舌苔が出来やすいので、普段あまりしゃべる機会がないなど口を閉じたまま長時間過ごす方は気を付けた方がよいでしょう。
舌苔がつきやすい人はこんな人
・間食が多い
・食後に歯みがきしない
・寝る前の歯みがきをさぼり気味
・口呼吸
・過度なストレス
・舌の運動が活発ではない
上記に当てはまる方は注意して、舌をたまにチェックしましょう。
舌苔のケアはやさしく
舌苔がある方は、歯磨きの際に一緒にケアをしてあげるとよいでしょう。
舌は傷つきやすいので、ゴシゴシとこすってしまうのはNG。
ドラックストアや通販でも手に入る専用の舌用ブラシの使用がオススメです。
汚れを少しずつ浮かせるように1日1回を目安にやさしくケアしてあげましょう。
過度にケアを行うと、逆に舌苔がつきやすくなることもあるので、鏡で様子をみながら、舌苔が気になるときや口内がねばつくときなどに舌苔のケアを行うといいでしょう。
舌は健康のバロメーター
東洋医学では舌を見るとその人の体調がわかるといわれます。
舌には健康状態が反映されるのですね。
口臭のために歯磨きに力をいれるかたも多いですが、実は舌にも汚れが溜まり口臭の原因になることもあることを紹介してきました。
ぜひ舌のケアを取り入れてみてください。